2015年9月20日日曜日

日本動物学会新潟大会 2015

今年の動物学会大会は9/17-19に朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで行われました。
稲葉研からは以下2題の発表を行いました。

「炭酸脱水酵素/CO2 を介したカレイ類系統特異的な精子運動阻害」
佐野 マリコ,○柴 小菊,稲葉 一男

「RNAseq データを用いたプロテオミクスによる海産無脊椎動物繊毛の多様性機構に関する研究」
○稲葉 一男,柴 小菊,柴田 大輔,Wenjie Zuo,城倉 圭,牧野 由美子,山口 勝司,重信 秀治


今年は下田臨海実験センターの中野裕昭先生が日本動物学会奨励賞を受賞されました。
またJAMBIOの活動等でお世話になっている三崎臨海実験所の幸塚久典技術専門職員が日本動物学会より感謝状を授与されました。
大会中にお二人のお祝いの会を開催し、たくさんの方に出席いただきま した。
センターニュース

2015年9月15日火曜日

第53回日本生物物理学会

9/13-15に金沢大学角間キャンパス自然科学本館において開催された第53回日本生物物理学会年会で以下のポスター発表を行いました。

「カタユウレイボヤ精子鞭毛における内腕ダイニンのキャラクタリゼーション
Characterization of inner arm dyneins from sperm flagella in Ciona intestinalis

Osamu Kutomi1, Katsutoshi Mizuno1,2, Keiko Hirose3, Lixy Yamada4, Hitoshi Sawada4, Kogiku Shiba1, Kazuo Inaba1
 (1Shimoda Mar. Res. Ctr., 2Dartmouth College, 3Biomed. Res. Inst., AIST, 4Sugashima Marine Biological Lab., Grad. Sch. Sci., Nagoya Univ.)

2015年9月7日月曜日

生殖生物学臨海実習

今年度の生殖生物学臨海実習は8/31-9/4の日程で開催されました。
シロギス、ニシキベラ、アブラハヤ、ムラサキウニ、マガキガイ、イセエビなど下田周辺で入手可能な海産生物を材料とし、さまざまな精子運動、ウニ卵ジェリー層の観察を行う全体実験と以下のグループ別実験を行いました。
 (1)高速度カメラを用いた精子鞭毛波形解析
 (2)精子運動解析装置SMASを用いた運動解析
 (3)精子鞭毛軸糸の滑り運動実験
 (4)走査型電子顕微鏡による精子の形態観察
 (5)免疫染色法を用いた精子形態の観察
 (6)ウニ卵へのマイクロインジェクションおよび割球分離による発生能力の検定 


実験に用いた淡水魚、上からウグイ、アブラハヤ、カワムツ
まずは実験材料の確保から
解剖の様子
グループごとに研究発表を行いました

2015年9月4日金曜日

山本くん送別会

学振特別研究員として稲葉研に所属していた山本くんが大阪大学の助教として就職することになり稲葉研を去ることとなりました。
就職のお祝いも兼ねて送別会を開きました。
ラボソングも徐々に完成しつつあります。