「 Inverse relationship of Ca2+-dependent flagellar response between animal sperm and prasinophyte algae(動物精子とプラシノ藻のカルシウム依存的な鞭毛反応に見られる逆関係)」というタイトルの論文です。
今回の論文で用いたプラシノ藻は、4本の鞭毛を束にして精子のように遊泳する単細胞緑藻植物です。高カルシウム条件においてウニ精子鞭毛が非対称波を示すのに対して、プラシノ藻鞭毛は対称波を示しました。この結果は、鞭毛・繊毛運動調節に重要な外腕ダイニンのカルシウムセンサーが、動物(オピストコンタ)と植物(バイコンタ)において独立に獲得されたという仮説を裏付けています。
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プラシノ藻の鞭毛運動
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