2022年12月23日金曜日

大掃除

年末なので大掃除を行いました。ラボがピカピカになりました。 その後クリスマス会も行いました。

2022年12月8日木曜日

ジオラマ行動力学領域内研究交流会


稲葉研が参画している「学術変革領域研究(A) ジオラマ環境で覚醒する原生知能を定式化する細胞行動力学」が主催するジオラマ行動力学領域内研究交流会「多様な生殖細胞の運動様式」が下田臨海実験センターにてハイブリッド開催されました。

単細胞生物から動物まで、配偶子の運動や誘引についてのお話を聞き、活発な意見交換を行いました。有意義な交流会でした。

口頭発表

ホヤ精子走化性遊泳の3次元解析

柴 小菊 (筑波大学下田臨海実験センター)


集合写真

2022年12月2日金曜日

忘年会


感染対策を行いつつ今年も忘年会を行いました。また11月に稲葉先生は還暦を迎えたため、そのお祝いも行いました。お体に気をつけていつまでもお元気で!


稲葉研集合写真







2022年12月1日木曜日

カブトクラゲ採集@沼津

静岡県沼津市でカブトクラゲ採集を行いました。70個体ほど採集することができました。また、刺胞動物のクラゲも採集できました。


大きなひしゃくで採集

カブトクラゲ

刺胞動物のクラゲ





2022年11月16日水曜日

稲葉先生誕生日

 稲葉先生60歳の誕生日を研究室でお祝いしました。おめでとうございます!



女川の会のときにいただいた和歌山のお酒
女川の会のときにいただいた山形のお酒


 

2022年11月14日月曜日

ポスター発表_優秀発表賞(日本サンゴ礁学会)

11/11-13に沖縄県石垣市市民会館中ホールにて開催された日本サンゴ礁学会第25回石垣大会において、 稲葉研研究員の北之坊誠也さんがポスター発表_優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます!


同所的に生息するミドリイシ属サンゴ交雑検出の試み -Gras-di®解析を用いて-
"An attempt to detect sympatric Acropora coral hybridization using Gras-di analysis
〇北之坊誠也1, 古川真央2, 大木駿3, 戸篠祥4, Sanaz Hazraty-Kari2, Parviz Tavakoli-Kolour2, Tanya Singh2, 守田昌哉
1筑波大学・下田臨海,2琉球大学・熱生研,3広島大学・大学院医系科学研究科, 4公益財団法人・黒潮生物研究所


2022年11月5日土曜日

ヒューマニエンス出演

 稲葉先生がNHK BSプレミアム 「ヒューマニエンス~HUMANIENCE~40億年のたくらみ」に出演しました。「ミクロの毛」について妄想も含めて織田裕二さんと大いに語っています。

NHKオンデマンドでも配信されていますのでぜひご覧ください。

研究室で撮影したホヤの精子やカブトクラゲの映像も登場しました。繊毛について一般の方たちへの理解が少しでも進むとうれしいです。 


下田センターでの撮影の様子

プロのカメラマンにアドバイスいただいて撮影したユウレイボヤ


2022年11月1日火曜日

第12回繊毛研究会

 10/30-11/1に名古屋市立大学で開催された第12回繊毛研究会に参加し、以下の発表を行いました。動かない一次繊毛、気管や精子の繊毛(鞭毛)運動、鞭毛内輸送、ヒトから単細胞生物のクラミドモナスまで非常に多様な話を聞くことのできる有意義な会でした。

口頭発表

ピエゾ駆動対物レンズを用いたホヤ精子鞭毛運動の 3 次元的解析
〇柴 小菊・稲葉 一男(筑波大学下田臨海実験センター) 

 

 


2022年10月29日土曜日

ジオラマ行動力学国際会議

 稲葉研が参画している「学術変革領域研究(A) ジオラマ環境で覚醒する原生知能を定式化する細胞行動力学」が主催する「国際ワークショップOne-day Workshop on Cellular-level ethological dynamics towards "proto-intelligence"」が京都大学にてハイブリッド開催されました。

柴助教がOrganaizerの一人としてセッションの座長を務めました。 数理モデルから実際の実験系まで原生知能を理解するための興味深いワークショップとなりました。


 

2022年10月24日月曜日

クシクラゲ櫛板構造の論文

稲葉研究室からクシクラゲ櫛板繊毛に関する論文が公開されました。

Two distinct compartments of a ctenophore comb plate provide structural and functional integrity for the motility of giant multicilia.
Jokura K, Sato Y, Shiba K, Inaba K.  

Curr Biol. 2022 Oct 19:S0960-9822(22)01603-7.

有櫛動物特有の巨大櫛板繊毛を構成するために重要な分子CTENO189を同定し、その局在と波形形成における役割を明らかにしました。2019年に報告したCTENO64は櫛板繊毛どうしをつないでいるCL(compartmenting lamellae)の根元に局在し、繊毛打の配向を制御していたのに対して、CTENO189はCTENO64が存在しない先端側のCLに局在します。CTENO189のタンパク質発現を抑制した幼生の解析から、CTENO189は非対称波に維持や繊毛打の協調性に関与することが示されました。

12/10までの期間限定でこちらから論文PDFを無料でダウンロードできます。

実験材料のカブトクラゲ
櫛板繊毛

カブトクラゲの幼生
 

 

 

2022年10月11日火曜日

女川ホヤ採集その2

 今シーズン二度目の女川ホヤ採集は公用車で下田から総勢5名で伺いました。さらに大きく成長し精子と卵の詰まったカタユウレイボヤを大量に持ち帰ることができました。

また毎年お世話になっている東北大学大学院農学研究科附属女川フィールドセンターの平塚船長と稲葉先生の還暦祝いも女川で行いました。なつかしいメンバーにもお集まりいただき楽しい時間を過ごしました!

公用車と女川フィールドセンター

ホヤの振り分け作業

ポットにぎっしり付いたカタユウレイボヤたち


女川のドライブインニューこのりでお祝い会

出席できなかったOGOBから寄せ書きもいただきました

女川駅前の夕暮れの様子

持ち帰ったホヤたち(一部)

 

2022年10月7日金曜日

大学院共通科目実習

10/5-7に大学院共通科目「海洋生物の世界と海洋環境講座 Marine Life and Environment」が開催されました。大学院共通科目は、生物系以外の専攻に所属する筑波大学博士前期課程所属の院生も受講できる授業です。

今年も医学、体育、心理など多様な分野から参加者が集まりました。天候が悪く予定していた研究調査船乗船はできませんでしたが、プランクトンの観察、ウニ、魚類などの解剖、磯採集、精子運動の観察などを通して、海洋生物の多様性および海洋環境についての理解を深めるための実習を行いました。

磯採集の様子

解剖の説明

アカウニ内部の観察

ナマコには刺激に応じて体の固さを変えることのできる性質があり数分で軟らかくなります。

2022年9月30日金曜日

生物物理学会

第60回日本生物物理学会年会が函館市の函館アリーナ・函館市民会館にて開催されました。

稲葉研からは以下の発表を行いました。 

一般ポスター発表

ピエゾ駆動対物レンズを用いたホヤ精子遊泳の 3 次元的解析
3D analysis of ascidian sperm swimming using a piezoelectric Z-scanner attached to a
microscope objective
〇Kogiku Shiba, Kazuo Inaba (Shimoda Marine Research Center, Univ. Tsukuba)

一般ポスター発表(共同研究)

真核生物鞭毛・繊毛軸糸構造の X 線回折トモグラフィー:クシクラゲ櫛板の利用
X-ray diffraction-based computed tomography of axonemal structure of eukaryotic flagella/cilia:Use of Ctenophore comb plates
〇Hiroyuki Iwamoto1, Kei Jokura2, Kazuhiro Oiwa3, Kazuo Inaba2 (1SPring-8, JASRI, 2Shimoda Marine Res. Ctr., Univ. Tsukuba, 3Bio-ICT Lab., Nat. Inst. Inf. Com. Tech.)

飛行機からの五稜郭




2022年9月23日金曜日

女川ホヤ採集

今年も女川にホヤ採集に行きました。

東北大学大学院農学研究科附属女川フィールドセンターのご協力により、立派なカタユウレイボヤを採集することができました。今年もプリプリです。





久しぶりの皆さんと


下田に持ち帰っても元気でした


2022年9月16日金曜日

生殖生物学臨海実習

 昨年は9月の開催が1月に延期となり、さらに1月の実習は完全オンラインになってしまった生殖生物学臨海実習が今年度は現地開催されました。

人数はまだ制限が残っていますが、久しぶりの臨海実験所での実習を満喫してもらえたのではと思います。お天気にも恵まれました。






2022年9月12日月曜日

生殖若手の会

動物学会早稲田大会直後に明治大学で第8回生殖若手の会が開催されました。

こちらも久しぶりの対面の会となり盛況でした!

会場の様子

世話人メンバーで記念撮影

特別講演の松本緑先生と

 

2022年9月10日土曜日

日本動物学会早稲田大会

 2019年の大阪大会ぶりの対面の動物学会大会が早稲田大学早稲田キャンパスにおいて開催されました。

稲葉研からは以下の口頭発表を行ったほか、一般の方を対象とした「動物学ひろば」に参加しクシクラゲの展示を行いました。

 日本動物学会第93回早稲田大会2022

一般口頭発表

3D 遊泳トラッキングシステムによるホヤ精子走化性の解析
○柴 小菊,稲葉 一男(筑波大学・下田臨海)

マガキガイ異型精子形成における軸糸の形成と配向
柴田 大輔,守田 昌哉,佐藤 友,柴 小菊,北之坊 誠也,横屋 稜,○稲葉 一男(筑波大学・生命環境・下田臨海)

カブトクラゲの実験動物化に向けた継代飼育系の確立
○柴田 大輔,大畑 雅江,小髙 友実,中村 千華,加納 穂澄,北之坊 仁美,小坂 実央,柴 小菊,稲葉 一男(筑波大学・下田臨海)

一般口頭発表(共同研究)

クシクラゲ櫛板のX 線回折像から繊毛軸糸の3 次元構造を復元する
○岩本 裕之,城倉 圭,大岩 和弘,稲葉 一男
(SPring-8・JASRI)

背面突起を有する無腸動物の一種の分類学的検討
浅井 仁,宮澤 秀幸,梁瀬 隆二,稲葉 一男,○中野 裕昭(筑波大学・下田臨海)


動物学ひろば展示ポスター

会場入り口

稲葉先生の口頭発表

動物学ひろばの様子