2017年10月27日金曜日

第8回繊毛研究会

第8回繊毛研究会が下田センターで開催されました。
動く繊毛、動かない繊毛、繊毛形成などさまざまなトピックに関して最先端の研究内容を聞くことができました。
今回招待講演者としてUniversity of Connecticut Health CenterのStephen M King博士にも講演いただきました。多くの方にご参加いただき盛況に終わりました。

稲葉研からは以下の発表を行いました。
「カブトクラゲ櫛板を構成する新規タンパク質の同定」
  ○城倉圭1, 柴田大輔1, 山口勝司2, 柴小菊1, 重信秀治2, 稲葉一男1
   (1 筑波大・下田臨海、2 基生研)
「カルシウムイオンを介した精子鞭毛波形制御におけるcAMPの役割」
    ○柴小菊1, 坂野太一2, 古田寿昭2, 藤原英史3, 馬場昭次4, 稲葉一男1
   (1筑波大・下田臨海, 2東邦大・理, 3ドキュメンタリーチャネル, 4お茶大・理)

集合写真
稲葉先生の開会あいさつ
Steveといつものお店に行きました

2017年10月23日月曜日

台風21号

台風が下田を直撃しました。センター前の鍋田浜は倒木や流されてきたゴミたちで景色が大きく変わりました。海沿いの道路は陥没してしばらく通行止めになりました。
幸いセンター内の施設等には被害はありませんでした。

センター前の鍋田浜
道路に穴があいています

2017年10月18日水曜日

女川ホヤ採集(二回目)

今年二回目の女川ホヤ採集です。今回は技術職員にも同行してもらい車で行きました。

船上で作業中
小さいカタユウレイボヤがたくさんついています。今年は成長が遅いようです。
ユウレイボヤは大きく成長しています
豪華な夕食でした

2017年10月13日金曜日

フランスとの二国間交流セミナー

下田臨海実験センターとフランスCNRS・ビルフランシュ-シュル-メール海洋研究所との二国間共同セミナーが、下田センターにおいて開催されました。
7月にお世話になった研究者の方たちと合同セミナーを行いました。また、センター見学や今後の共同研究の打ち合わせも行いました。

懇親会後に集合写真
合同セミナーの様子
セミナー終了後に温泉へ

2017年10月5日木曜日

女川ホヤ採集

今年も宮城県女川町にある東北大学農学研究科女川フィールドセンターにカタユウレイボヤ採集に行ってきました。

稲葉研では精子鞭毛の運動や機能、構造の研究のためカタユウレイボヤを実験材料として使っています。この時期に女川で採集できる野生のカタユウレイボヤは精子の質・量共に貴重であり、稲葉研では毎年女川のホヤを利用させていただいています。

今年はカタユウレイボヤの数が少なかったのですが、ユウレイボヤの隙間を探すととても大きいカタユウレイボヤがいて、両方とも採集させていただきました。


苗木ポットにくっついているユウレイボヤ
苗木ポットを開いたところ
手のひらサイズのカタユウレイボヤ、精子もたくさん詰まっています
女川駅前商店街はさらに開発が進んでいました