2021年10月22日金曜日

大学院共通科目実習2021

10/20-22に大学院共通科目「海洋生物の世界と海洋環境講座 Marine Life and Environment」が開催されました。大学院共通科目は、生物系以外の専攻に所属する筑波大学院生も受講できる授業です。今年も数理、体育、物理など多様な分野から参加者が集まりました。研究調査船によるプランクトン採集、磯採集、精子運動の観察などを通して、海洋生物の多様性および海洋環境についての理解を深めることを目的としています。

研究調査船つくばIIでのプランクトン採集

伊豆諸島が見渡せました

プランクトンを回収中


 
実習室での講義と観察

磯採集

観察された多様なプランクトン









2021年10月12日火曜日

女川ホヤ採集

 10月になってさまざまな規制が緩和されたため、女川出張が可能になりました。大きく育った女川ホヤから新鮮な精子を集めるために東北大学女川フィールドセンターで作業を行わせていただきました。

女川港

沖に吊るしていただいていたポットからホヤを回収しました

多様な付着生物に混じって大きなホヤが

   
屋内実験施設をお借りして採精作業

精子と卵がたっぷり詰まった女川のカタユウレイボヤ

ホヤに付着しているワレカラ


津波の際に残ったセンター旧宿舎の取り壊し作業中でした。震災前に長期滞在してホヤ精子を集めた稲葉研のメンバーがとてもお世話になった宿舎です。奥の建物が新棟で宿泊施設も完備されています。