2021年3月1日月曜日

DYBLUP論文

鞭毛モーターを構成する成分としてホヤ精子から発見した青色光受容ドメインを有する新奇のタンパク質DYBLUP(dynein-associated BLUF protein)の論文がとうとう公開されました。10年前にホヤ精子において存在を確認し、その後単離、精製に成功し、同定、命名、抗体を用いた電子顕微鏡観察によるダイニン上での局在解明、単細胞緑藻クラミドモナスにおける機能解析まで非常に長い時間をかけて完成した研究成果です。稲葉研の元研究員である久冨くん、山本くんが中心となり、多くの稲葉研メンバー、共同研究者たちの協力で形となりました。

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大学の紹介記事、プレスリリース

カタユウレイボヤ精子鞭毛内の分子モーターダイニンの電子顕微鏡像
 

 

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