2016年3月16日水曜日

ハプト藻缶バッジ

稲葉先生が公募班員として参加している新学術領域研究「運動超分子マシナリーが織りなす調和と多様性」において、研究に関連するオリジナル缶バッジを作成していただきました。
本領域における稲葉先生の公募研究課題は「多機能運動装置ハプトネマが示す新規微小管系屈曲運動のメカニズム」 です。
ハプトネマは、主に海洋に生息する微細藻類の一種ハプト藻類に特異的に存在する微小管系の運動装置です。ハプトネマには付着、餌の捕獲、移動など多彩な機能が知られていますが、その中でも「コイリング」と呼ばれる逃避反応はまっすぐに伸びたハプトネマが数ミリ秒という短い間にスプリング状に縮む非常にユニークな現象です。
稲葉研ではこの不思議なコイリングがどのようにして起こるのかを研究しています。

缶バッジ
ハプトネマコイリングの様子、0.03倍速のスロー再生です

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