2019年9月6日金曜日

生殖生物学臨海実習

今年も筑波大学生物学類生対象の生殖生物学臨海実習が行われました。

海産魚(ニシキベラ、シロギス、トラギス、メゴチ)淡水魚(アブラハヤ、カワムツ、アユ)、ムラサキウニ、ガンガゼ、イワガキ、マガキガイなど下田周辺で入手可能な生物を材料とし、さまざまな精子の運動比較やウニ胚極性に関する全体実験と以下のグループ別実験を行いました。

 (1)精子運動解析装置SMASおよび高速度カメラを用いた精子運動解析
 (2)精子鞭毛軸糸の滑り運動実験
 (3)電子顕微鏡による生殖細胞の形態観察
 (4)精子タンパク質の比較解析とATPase活性測定
 (5)ウニ卵へのマイクロインジェクションおよび割球分離による発生能力の検定

屋外水槽に維持していた生物を採集


イワガキ解体中
アブラハヤ(上)とカワムツ(下)

磯の生き物を採集
個別実験は研究室の機器を使って行いました
実験材料のおすそ分けのおかげで豪華な打ち上げになりました

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