2012年11月16日金曜日

国際会議

11月12日から16日まで名古屋でThe International Symposium on the Mechanisms of Sexual Reproduction in Animals and Plantsという国際シンポジウムが行われました。
動物と植物の受精に関するシンポジウムで精子の走化性から花粉管の誘導、精子と卵の融合、動植物に共通する自家不和合性などさまざまな講演がありました。

稲葉研からは以下の発表を行いました。

招待講演
Kazuo Inaba
Mechanism of Ca2+-mediated signaling for sperm motility

ポスター発表
Kogiku Shiba and Kazuo Inaba
Adenylyl cyclases and Ca2+ signaling involved in sperm flagellar motility activation in C.intestinalis

イタリアのナポリ臨海実験所のジーナ先生と


2012年10月11日木曜日

女川ホヤ採集

今年も女川にホヤ採集に行きました。東日本大震災後二度目の訪問になります。
女川町の景色は昨年と変わりませんでしたが、私たちの大事な実験材料である野生のカタユウレイボヤが震災前のように育っているのを確認できました。
これまでずっとお世話になってきた東北大学女川フィールドセンターも仮設の事務所が完成しており、スタッフの皆さんに暖かく迎えていただきました。
石巻や女川ではいまだに津波の威力を感じる建物がそのまま残っていて、完全な復興には時間がかかりそうだということを実感しましたが、大きく立派なカタユウレイボヤを採集できたこと、女川の美味しいサンマをまた食べられたこと、とてもうれしく思いました。


野生のカタユウレイボヤが以前のように育っていました!


女川フィールドセンターの皆さんと

特大穴子丼
いくら丼とサンマの刺身


2012年10月5日金曜日

スケッチ大会

10/1から稲葉研に研究員として新しく加わった久冨くんの歓迎会を行いました。
途中からなぜか生き物スケッチ大会に。
得意分野によって絵の出来具合に大きく差があったり、性格を反映していたりおもしろいです。
だいぶ盛り上がりました。

ウニプルテウス幼生とゾウリムシ

アリクイとマガキガイ

2012年9月23日日曜日

不明魚

筑波大学海洋研究会の方たちが採集中に見つけたとてもきれいな魚をいただきました。
今のところ正体が不明です。深海魚(リュウグウノツカイ?)の幼魚ではないかという説が有力ですが知っている方がいらしたらぜひコメントお願いします。

追記:深海魚ではなくナマコカクレウオの仲間の稚魚ということがわかりました。大きくなるとこのかわいい尾びれはなくなってしまうようです。


体長は10cmくらい、バラの花びらのような背びれが特徴的



2012年9月16日日曜日

動物学会@大阪

日本動物学会第83回大会が大阪大学で行われました。
稲葉研は全員参加で以下4題の研究発表を行いました。

柴小菊,柴田大輔,稲葉一男 
「マガキガイ正型精子のカルシウム依存的な後方遊泳」 
柴田大輔,稲葉一男 
「マガキガイStrombus luhuanusの異型精子形成メカニズム」 
金銀華,谷口順子,柴小菊,谷口俊介,稲葉一男 
「ウニ胚頂毛におけるグルタチオン S-トランスフェラーゼthetaの機能」 
櫻井晴佳,柴田大輔,柴小菊,稲葉一男 
「ホヤ精子形成過程の形態的・機能的解析」

また研究員の柴田くんが筆頭著者である以下の論文が平成24年度Zoological Science Awardに採択され、授賞式において表彰されました。 
Zool. Sci. 28: 313-317,  
Daisuke Shibata, Yoshiaki Hirano and Miéko Komatsu,
Life Cycle of the Multiarmed Sea StarCoscinasterias acutispina (Stimpson, 1862) in Laboratory Culture: Sexual and Asexual Reproductive Pathways. 
PubMed







2012年8月3日金曜日

ホヤ採精

実験材料であるカタユウレイボヤはほぼ1年中精子を使うことのできる便利な材料ですが、真夏は手に入れることができません。今シーズン最後のホヤからみんなでぎりぎりまで精子を集めました。今回の実験では集めた精子から鞭毛運動を作り出すモータータンパク質ダイニンを精製します。


2012年7月23日月曜日

7月の鍋田湾

マガキガイ飼育用の砂を集めるために鍋田湾に潜りました。すっかり夏の海の様子です。