2017年9月4日月曜日

生殖生物学臨海実習

筑波大学生物学類生対象の生殖生物学臨海実習が9/4-9/8の日程で開催されました。

シロギス、カワムツ、ムラサキウニ、マガキガイ、イセエビなど下田周辺で入手可能な海産生物を材料とし、さまざまな精子の運動比較やウニ胚極性に関する全体実験と以下のグループ別実験を行いました。

 (1) 精子運動解析装置SMASおよび高速度カメラを用いた精子運動解析
 (2) 精子鞭毛軸糸の滑り運動実験
 (3) 電子顕微鏡による精子の形態観察
 (4) ウニ卵へのマイクロインジェクションおよび割球分離による発生能力の検定


ウニ解剖のデモンストレーション
いろんな魚の生殖巣を観察しました
イセエビの解剖
発表会の様子

ムラサキウニ精子の電子顕微鏡像
ホヤ精子の軸糸滑り実験、9+2をつないでいる構造を壊し、
エネルギー源であるATPを加えることで軸糸がバラバラに滑り出します

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