大学院生向けの演習を実施しました。真核生物の分類や進化に関する講義と走査型電子顕微鏡によるプランクトン観察の実習を行いました。
![]() |
| 観察用のプランクトンを仕分け中 |
![]() |
| 観察結果についての発表会 |
鞭毛モーターを構成する成分としてホヤ精子から発見した青色光受容ドメインを有する新奇のタンパク質DYBLUP(dynein-associated BLUF protein)の論文がとうとう公開されました。10年前にホヤ精子において存在を確認し、その後単離、精製に成功し、同定、命名、抗体を用いた電子顕微鏡観察によるダイニン上での局在解明、単細胞緑藻クラミドモナスにおける機能解析まで非常に長い時間をかけて完成した研究成果です。稲葉研の元研究員である久冨くん、山本くんが中心となり、多くの稲葉研メンバー、共同研究者たちの協力で形となりました。
![]() | |||
| カタユウレイボヤ精子鞭毛内の分子モーターダイニンの電子顕微鏡像 |
能登島からカブトクラゲが届きました!例年ならこの時期に採集に行くのですが、今年はコロナのため断念しました。毎年お世話になっているのとじま水族館の職員の方のご厚意でカブトクラゲを送っていただきました。感謝申し上げます。大きくて立派な野生のカブトクラゲたちです。
冬は褐藻の生殖シーズンです。褐藻の配偶子の運動を解析するため、磯に採集に行きました。冬の磯は海藻だらけです。寒いですが海は透き通っておりきれいな景色です。
ハバノリ遊走子の鞭毛運動です。褐藻はストラメノパイルという真核生物の大きなグループの一つに属しており、その遊走子(または配偶子)は前鞭毛、後鞭毛という前後2本の鞭毛で泳ぐのが特徴の一つです。