今年も年末に大掃除と忘年会を行いました!
外壁、窓もきれいになりました |
乾杯 |
カサゴのアクアパッツァ |
海底ワインを飲み比べ |
稲葉研では長年にわたってチェコの南ボヘミア大学のOtomar Linhart博士の研究室と研究交流を行ってきました。稲葉研から学生がチェコを訪れたり、チェコから学生や研究員が来て精子タンパク質解析研修を行ったりしています。
コロナの期間はしばらく行き来が途絶えていたのですが、久しぶりに研究員のYu Cheng博士が20日間ほど研究室に滞在し魚類精子の実験などを行いました。
歓迎会 |
みんなでボーリングにも行きました |
宿舎で餃子づくり |
最後に記念撮影 |
12/18,19,21の日程で筑波大学生物学位プログラムの修士論文予備審査発表会が開催されました。稲葉研の小坂さんが「カブトクラゲ繊毛におけるODF3様タンパク質の研究」という題目で発表を行いました。
無事に発表が終了し、これから修士論文を仕上げて提出予定です。
オックスフォード大学のLuis Galindo博士が研究室見学と研究打ち合わせのため、研究室を訪問してくれました。Galindo博士は菌類のロドプシンの系統進化などを研究されており、非常に興味深いお話を聞かせていただきました。
Galindo博士の論文は↓
Galindo, L.J., López-García, P., Torruella, G. et al. Phylogenomics of a new fungal phylum reveals multiple waves of reductive evolution across Holomycota. Nat Commun 12, 4973 (2021). https://doi.org/10.1038/s41467-021-25308-w
とてもフレンドリーな方で夕食会も楽しかったです。
カリフォルニアにあるスタンフォード大学ホプキンス臨海実験所で稲葉先生が講演を行いました。
Kazuo Inaba, Ciliary Diversification in Animals - Have the hairy structures played a driving force for animal evolution?
Seminar at Hopkins Marine Station (Agassiz), Hosted by Prof. Chris Lowe, Nov 14th 2023.
第61回生物物理学会年会において以下の「ジオラマ行動力学」共催シンポジウムを企画・開催しました。6名の国内外の研究者に単細胞生物の行動に着目した最新の研究をご講演いただき、多くの方にご参加いただきました!
The survival strategies of unicellular organisms on a microscale;微小環境で行動する単細胞生物の生存戦略
オーガナイザー:鹿毛 あずさ(学習院大)、野村 真未(山形大)、柴 小菊(筑波大)
11/8-11にアリゾナ州立大で開催されたSMBE Satellite Meeting on Mechanisms of Cellular Evolutionにおいて稲葉先生が招待講演を行いました。また稲葉研から2題ポスター発表も行いました。
プログラムはこちら
シンポジウムの前後には共同研究をしているKe HU博士のラボで実験や打ち合わせなども行いました。
【招待講演】
Kazuo Inaba, Diversification of ciliary structures and function during eukaryotic evolution.
【ポスター発表】
〇Seiya Kitanobo, Ke Hu, John M Murray, Kogiku Shiba, Kazuo Inaba, Identification of proteins associated with coral-dinoflagellate symbiosis and insights into coral bleaching mechanisms.
【ポスター発表】〇Aika Shibata, Ryuji Yanase, Kogiku Shiba, Yu Sato, Akinori Yabuki, Kazuo Inaba, Photo-avoiding reaction and cell motility of the apusomonad Podomonas kaiyoae.
稲葉先生の講演 |
グランドキャニオンにでかけたときの一枚 |
英国立 Issac Newton Institute (Cambridge)と京都大学数理解析研究所の合同セミナーにおいて柴助教が招待講演を行いました。
Kogiku Shiba
Regulatory mechanism for sperm chemotaxis and flagellar motility
稲葉研が参画している「学術変革領域研究(A) ジオラマ環境で覚醒する原生知能を定式化する細胞行動力学」において「ジオラマ若手勉強会」が下田臨海実験センターにて開催されました。稲葉研ポスドクの寺内さん他4名の講演者に基礎から最新知見までみっちりお話しいただきました!
寺内さんの講演 |
若手フラッシュトークで稲葉研学生も発表しました |
懇親会で稲葉先生が調理、盛り付けたイセエビ |
女川ホヤ採集の季節です。東北大学大学院農学研究科附属女川フィールドセンターのご協力により、今年も野生のカタユウレイボヤを採集することができました!栄養豊富な女川湾に吊るしたポットにはカタユウレイボヤ以外のホヤもたくさんついていました。