2021年3月1日月曜日

DYBLUP論文

鞭毛モーターを構成する成分としてホヤ精子から発見した青色光受容ドメインを有する新奇のタンパク質DYBLUP(dynein-associated BLUF protein)の論文がとうとう公開されました。10年前にホヤ精子において存在を確認し、その後単離、精製に成功し、同定、命名、抗体を用いた電子顕微鏡観察によるダイニン上での局在解明、単細胞緑藻クラミドモナスにおける機能解析まで非常に長い時間をかけて完成した研究成果です。稲葉研の元研究員である久冨くん、山本くんが中心となり、多くの稲葉研メンバー、共同研究者たちの協力で形となりました。

論文はこちら

大学の紹介記事、プレスリリース

カタユウレイボヤ精子鞭毛内の分子モーターダイニンの電子顕微鏡像
 

 

2021年2月18日木曜日

カブトクラゲ搬入続き

 のとじまから再びカブトクラゲを送っていただきました!共同研究者が長崎から送ってくれた分も含めて一気に数が増えました。水槽3台になりました。壮観です。

 


2021年2月1日月曜日

カブトクラゲ搬入

能登島からカブトクラゲが届きました!例年ならこの時期に採集に行くのですが、今年はコロナのため断念しました。毎年お世話になっているのとじま水族館の職員の方のご厚意でカブトクラゲを送っていただきました。感謝申し上げます。大きくて立派な野生のカブトクラゲたちです。


 




 

 

2021年1月22日金曜日

褐藻採集

 冬は褐藻の生殖シーズンです。褐藻の配偶子の運動を解析するため、磯に採集に行きました。冬の磯は海藻だらけです。寒いですが海は透き通っておりきれいな景色です。

 

ハバノリ遊走子の鞭毛運動です。褐藻はストラメノパイルという真核生物の大きなグループの一つに属しており、その遊走子(または配偶子)は前鞭毛、後鞭毛という前後2本の鞭毛で泳ぐのが特徴の一つです。


2020年12月28日月曜日

大掃除

 恒例の大掃除を行いました。今年は女性陣のみでがんばりました!



 

2020年12月25日金曜日

修士論文予備審査発表会

 2020年度修士論文予備審査発表会が12/22-25にオンラインで開催されました。稲葉研の山口さんも無事発表を終えました。発表の後は修士論文の作成にとりかかります。

 


2020年12月1日火曜日

ホヤ内柱論文

 2010年に稲葉研で学位を取得した紺野さん(現在は浜松医科大学)が稲葉研在籍時に行っていた研究が論文になりました。カタユウレイボヤの内柱と呼ばれる器官の繊毛の内部構造、特に軸糸構造の多様性について透過型電子顕微鏡を用いて観察した報告となります。内柱は脊椎動物の甲状腺の相同器官として知られ、濾過摂食に必須な粘液の分泌や鰓かごへの輸送を担っています。内柱は粘液を効率的に輸送するため多様な繊毛組織が存在することは知られていましたが、本研究によりゾーン1と呼ばれる部分に存在する長く運動性に乏しい繊毛が外腕ダイニンと内腕ダイニンの一部を欠失していることを明らかにしました。

論文はこちらから(オープンアクセスです)

 

カタユウレイボヤの内部構造

内柱部分を拡大したもの


ゾーン1と呼ばれる部分の繊毛の運動の様子