2014年9月19日金曜日

大学院共通科目実習

9/17-19に大学院共通科目「海洋生物の世界と海洋環境講座 Marine Life and Environment」が開催されました。
物理やシステム情報工学など様々な分野の大学院生が参加する実習です。
研究調査船によるプランクトンの採集、顕微鏡観察、ウニ・ホヤの発生観察、磯採集などを通して海洋生物や海洋環境に関して学んでもらいました。




2014年9月15日月曜日

動物学国際交流セミナー

動物学会仙台大会後に東北大学浅虫海洋生物学教育研究センターにて「動物学国際交流セミナー」が開催されました。
Christian Sardet博士の講演を始め、学生・ポスドクなどが英語で研究紹介を行い活発な交流が行われました。




日本動物学会仙台大会 2014

今年の動物学会大会は9/11-13に東北大学川内キャンパスで行われました。
稲葉研からは以下2題の発表を行いました。

柴小菊○,稲葉一男
「ホヤ精子における可溶性アデニル酸シクラーゼの役割」

久冨理
○,水野克俊,広瀬恵子,柴田大輔,山田力志,澤田均,柴小菊,稲葉一男
「カタユウレイボヤ精子鞭毛における内腕ダイニンf の単離・解析」


今年は下田臨海実験センター技術専門職員の佐藤嘉彦さんが長年の功績を認められ,日本動物学会より感謝状を頂くこととなりました。また当センターの齊藤康典先生がZoological Science誌2014年度論文賞を、谷口俊介先生が日本動物学会奨励賞を受賞されました。大会中にお祝いの会を開催し、たくさんの方に出席いただきました。

2014年8月21日木曜日

Spermatology2014

オーストラリアのニューキャッスルで開催された「the 12th International Symposium on Spermatology(第12回国際精子会議)」に参加しました。
稲葉研からは以下の発表を行いました。

Kogiku Shiba, Kazuo Inaba. (口頭発表)
      "The role of soluble adenylyl cyclase in the regulation of flagellar motility in Ciona sperm." 

Kazuo Inaba, Osamu Kutomi, Katsutoshi Mizuno, Keiko Hirose, Kogiku Shiba,Lixy Yamada, Hitoshi Sawada. (ポスター発表)
     "Molecular characterization of axonemal dyneins of sperm flagella in the Ascidian Ciona intestinalis." 

学会参加者たちと
柴小菊助教がベストプレゼンテーション賞を受賞しました
ニューキャッスルは海沿いの素敵な街でした

ニューキャッスルに行く前に シドニーにあるオーストラリア科学博物館とFish marketを訪問し、カレイ類に関する情報収集を行いました。


オーストラリア科学博物館
貴重な標本を見せていただきました

シドニーフィッシュマーケット




2014年8月1日金曜日

ホヤ精子論文

ホヤ精子運動調節に関する研究成果がInternational Journal of Molecular Sciences誌に掲載されました。

 「ホヤ精子鞭毛運動調節における二つの異なるアデニル酸シクラーゼの役割 」というタイトルの論文です。アデニル酸シクラーゼ(AC)は、細胞内情報伝達に必須のシグナルであるcAMPを合成する酵素です。cAMPは、精子の運動活性化や走化性においても重要な役割を果たしています。
 今回、分子生物学的、生理学的な解析により、膜貫通型アデニル酸シクラーゼ(tmAC)と可溶型アデニル酸シクラーゼ(sAC)という二つの異なるタイプのACが、カタユウレイボヤに存在すること、tmACは精子運動活性化に、sACは精子走化性に主に関与し、二つのACが精子運動調節の機能を分担している可能性があることがわかりました。

論文の要旨はこちら
論文ダウンロードはこちら



ホヤ精子運動活性化
カタユウレイボヤ精子はただ海水に希釈しただけでは運動能を持ちません。
同種の卵から放出される物質の刺激で瞬時に運動を開始します。
ごく短時間で動かない鞭毛が動くようになる仕組みを調べています。


2014年7月30日水曜日

牛窓シタビラメ採集

カレイ類精子の研究のため岡山県牛窓にある岡山大学附属臨海実験所に行ってきました。

実験所の目の前は瀬戸内海が広がります
漁師さんからとれたてのシタビラメをもらうため船で向かいます 


シタビラメ以外にも様々な生き物がいました

今回採れたのは全てイヌノシタというシタビラメでした

早速採精して運動を観察しました

2014年7月18日金曜日

大槌

投稿が遅れましたが、7月16–18日に岩手県の大槌に行ってきました。



車で片道12時間、目的の東京大学大気海洋研究所に到着しました。
左側の3階建ての建物が大気海洋研究所です。



震災から3年以上経ちますが、まだまだ津波の影響が見て取れます。

地盤沈下により沈んだ堤防に土を盛る作業が進められていました。


目的の生物である、ユウレイボヤがたくさん採取できました。

いつもブログで紹介しているカタユウレイボヤと違い柔らかいです。
学名もカタユウレイボヤ:Ciona intestinalis ユウレイボヤ:Ciona savignyi と違います。
また、カタユウレイボヤの輸精管の先端は赤いですが、こちらは赤くありません。



元気なユウレイボヤをたくさん持ち帰ることができました。
東京大学大気海洋研究所の職員のみなさま、ありがとうございました。